コーヒーやお茶が好きな妊婦のみなさん、禁断症状出ていませんか( ; ; )?
私はバリバリ禁断症状が出ていてなかなか辛い毎日です。

そんなコーヒー愛から数回に渡ってデカフェ飲料についてのmemo書きを更新していきます!
今日はデカフェに対する私のギモンをまとめてみました。
Contents
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ギモン1 そもそもデカフェって何?
妊娠してからカフェインを控えています。
妊娠すると、胎児に影響を与えるとしてカフェインの摂取が制限されますよね( ; ; )
私も妊娠前までは毎日コーヒーや紅茶を飲んでいましたが、
妊娠に気がついてからカフェインを控えるようになりました。
はじめのころは麦茶やルイボスティー、ハーブティーなどを飲んでいたんですが、
やっぱりキリッとした飲み口が恋しくなってしまって…。
ここから私のデカフェ探しの旅が始まったのでした。
デカフェって何?
最近よく耳にするようになった「デカフェ」という言葉。
デカフェとは
デカフェとは、カフェインを取り除いたコーヒーのことを指します。
また、本来カフェインを多く含む紅茶や緑茶からカフェインを取り除いた飲み物も総称してデカフェと呼ぶそうです。
デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違いは?
ここでよくわからないのが「デカフェ」「カフェインレス」「ノンカフェイン」の違い!
気になったので調べてみました。
名称 | 特徴 | 備考 |
---|---|---|
デカフェ | カフェインを取り除いたもの(脱カフェイン処理) | カフェイン含有量はコーヒー豆の0.2%以下(※1 |
カフェインレス | カフェイン含有量が限りなくゼロに近いもの | ※2 |
ノンカフェイン | カフェインを全く含んでいないもの | カフェインゼロとも言われる |
※1:ヨーロッパの基準。日本ではこのような規定はないとのこと!
※2:デカフェとカフェインレスの定義が似ていると思いますが、脱カフェイン処理を経て『カフェイン含有量がゼロのもの』は、デカフェであってもカフェインレスとは言えない
そうです。難しいー!!
デカフェの需要について
最近の健康志向とともに、デカフェのニーズが高まっているそうです。
コーヒーなどに含まれるカフェインには覚醒作用や利尿作用がある。このため、コーヒーは好きだが、睡眠への影響を考えて夕方以降はコーヒーを控えていた人が、カフェインレスコーヒーの存在を知って飲み始めるケースも増えているという。なかでも女性やシニアにカフェインの摂取を控えたいニーズが高く、「カフェインレス」という存在への認知が広がることで、コーヒーに限らずエナジードリンクなどでもカフェインレスを購入する人が増えているようだ。
引用元:2015年9月30日付 産経ニュース
なるほどー!妊婦の私たち以外にもカフェインを控えたいと思っている方が世の中にたくさんいらっしゃるということですね(*^^*)
ギモン2 デカフェはなぜ高いの?
スターバックス・ローソンでは通常のコーヒーより+50円
スターバックスでデカフェのドリンクを注文すると、カスタマイズ料として50円の追加料金が発生します。
(聞くところによると少し前までは無料だったそうなんですが…その時代が羨ましいー!)
タリーズにおいても本日のコーヒーよりもデカフェコーヒーの方が高くなっています。
(デカフェの場合,コーヒープレスで提供してくれるそうですよ!贅沢~!!)
そして、先日ローソンのカフェインレスコーヒーを購入したのですが、やはり通常のコーヒーと比べて50円高くなっていました。
味は通常のコーヒーとほとんど同じなのに、どうしてデカフェは高いんだろう?
秘密はデカフェの豆の製造方法にあった!
前述したようにデカフェは「カフェインを取り除いたコーヒー」のことを指します。
で、どうもこのカフェイン除去の過程がとても大変みたいなんです。
元々カフェインのあるコーヒー豆からカフェインを取り除く方法は
- 薬を使う方法
- 水と薬を使う方法
- 二酸化炭素を使う方法
の3種類があります。
一言でデカフェと言ってもいろいろな製造法があるのですね!知りませんでした!
素人の私からするとどれも大変そうですが,
やはり一番手っ取り早い方法は
「薬を使う方法」とのこと。
この方法だとカフェイン以外の成分も一緒に失われてしまう他,
安心面での不安というデメリットもあります。
最も優れている製法は「二酸化炭素を使った製法」とのこと。
ちなみに,私も大好きなスタバのデカフェは「水と二酸化炭素」を使ってカフェインを除去しているそうです。
それによってコーヒー本来の風味やコク,旨味を損なわずに安全なデカフェ商品を提供できるのですね!
ローソンのMACHI caféカフェインレスシリーズでも「ウォータープロセス方式」という化学物質を用いない製法が採用されているとのこと!あの値段でこのクオリティのコーヒーがいただけるのであれば毎日でも通ってしまいそうです(笑)
デカフェが通常の価格よりも少し値段が張るのは、この加工の手間賃ということで納得しました(*^^*)
「デカフェ」で検索をかけると「危険」とキーワードが出てくることがあって不安な気持ちもありました。
これからはきちんとカフェイン除去法のことまで視野を入れながらデカフェのコーヒーを摂取していきたいと思います。
ギモン3 デカフェの取り扱いが少ないのは何故?
デカフェが飲みたいのに店頭にない!!
コーヒーが飲みたいからと言って毎日スタバやタリーズに行くわけにもいかないですよね。
私も先週で無職になってしまったので毎回スタバに行くのはちょっと夫に申し訳なくて気が引けてしまう。
妊婦さんは日々の体調も変化しやすいですし,おうちカフェでまったりデカフェコーヒーをいただくのが一番安心かもしれません。
が!!!
いざデカフェを飲もうと思った時,デカフェ商品って店頭になくないですか?
最近午後の紅茶や生茶にデカフェラインが登場しましたが,ブラックコーヒーのデカフェ商品に限って本当に少ない!
むしろ存在するのだろうか!?
2016年6月に登場した「BOSSデカフェ」は生産終了
ここでまたも悲報が・・・!
去年6月28日に販売を開始した,「BOSSデカフェ」ですが,なんと5か月後の11月に生産を終了したとのことです。
BOSSのデカフェをずっと探していたのに見つからず,この事実を目の当たりにした時はものすごくショックでした・・・。
サントリーさん,困りますー。悲しむ人が大勢いますーー(;_;)
日本という国にフォーカスしてデカフェの需要について改めて考える
「BOSSデカフェ」がリリースされた当時,サントリーはデカフェの需要について下記のように言及していました。
今回、海外で新たなトレンドとして定着しつつある“デカフェ”に着目しました。
デカフェ市場は、近年日本でも拡大しており、注目を集めています。
健康意識の高まりや、いつでも負担なく飲めることから、人気を集め、デカフェを選ぶユーザーも増加しています。
「BOSS」からの新たな提案として、いつでもゴクゴク飲めて、おいしいカフェインレスコーヒー「ボス デカフェブラック」を発売し、コーヒーのさらなる飲用シーン拡大を図ります。
引用元:「ボス デカフェブラック」新発売
サントリーさーーーん(;_;)去年はこう言っていたのに一体どうしちゃったの??
私の調査不足かもしれませんが,BOSSデカフェの生産終了に関する当時の記事が見当たらず,
BOSSに関しては生産終了してしまった理由がわかりません。
あまり人気がなかったのかな?
ただ,日本は海外に比べてデカフェが浸透していないという事実もあるそう。
そのことに関してはこちらの方の推測がとても興味深かったので引用させていただきます。
(・・・前略)驚くことに日本にはカフェインレスと呼ぶ基準さえありませんでしたが、この原因は恐らく近代コーヒー史に隠されているのではないかと思います。
戦後のコーヒー史によればコーヒーは1938年戦時体制強化により軍需物資扱いになりやがて禁止されましたが、一部高級軍人向けに輸入は続いていたそうです。再び一般の日本人がコーヒーを口に出来たのは1950年の輸入再開以降でしたが物品税が50%も科せられるなど高嶺の花だったようです。
その後はこだわりマスターがいる個人のコーヒーショップが流行っていた時代もあり、戦後は何となく敷居の高い飲み物からスタートした感があります。
このようにコーヒーは好きな人が飲む嗜好品なのでそういう方だけに飲んで頂ければ良い、カフェインが気になるような人は飲んで頂かなくても結構という考え方が日本では長く続き、その名残でカフェインレスしてまでコーヒーを飲もうとする方が少ない原因なのではと勝手に想像します。
なるほどー!!いまだに日本でデカフェが広まらない理由がなんとなくわかった気がします。
という私も妊娠するまでデカフェを気に留めもしなかったのですから(^^;
今後はデカフェの認知度が増し,世の中にデカフェの商品が広がればいいなぁと思います。
まとめ
以上,デカフェに対するmomoのギモンでした!
お読みいただきありがとうございました。