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アラジン字幕と吹替どっちがいい?とよく聞かれるので語ってみた。

投稿日:

アラジンの実写版が公開されてから早一か月がたちましたね!

ミュージカル大好きかつアラジンオタクの私は
鼻息を荒くして公開初日に観に行きました~!

https://twitter.com/momo_memo21/status/1136810776683880449

いや~良かった~!!
はじめのアーレビーアナーーーイ♪(アラビアンナイト)で鳥肌たって泣いた。

ジャスミンの新曲も、オリジナル設定も
ウィル・スミスのちょっぴり辛口ジーニーも
全部全部良かったよ~!!

さて、私のオタクぶりを知っている身内や友人からはいまだに

「アラジン観たいんだけど、
字幕と吹替どっちがおすすめ?」

とLINEが来ます。

momo
いや、私、両方観れてないからっ!笑

と突っ込みを入れつつ、
連絡をくれた人には私なりの見解を伝えています。

アラジンもといミュージカル映画を観る際は
字幕と吹替どちらを観るのがいいのでしょうか?

ミュージカル映画が好きな私の考えを記事にまとめたいと思います。

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実写版アラジン字幕と吹替どちらがおすすめ?

初めて観る人に「字幕版」をおすすめする理由

アラジンに関しては幼少期にビデオテープが擦り切れるほど
観ていたほど思い入れがあり、
いつか実写化された際には絶対に公開初日に観に行こうと心に決めておりました。

でも、1歳児の娘がいる身として
両方観るのは難しいことで
どちらか一方を選択せざるを得ませんでした。

結論から言うと、

ディズニー映画やミュージカル映画を初めて観る時は
かならず字幕版から鑑賞する。

ようにしています。

momo
ちなにみに私は英語のリスニングは全くだめ!
「こどもちゃれんじぷち」の1~2歳児用の教材ならなんとか聴き取りできるレベル!(笑)

そんな私がなぜ字幕版なのか?
これまで観てきた映画やミュージカルを例にとってご説明します。

一音に対する情報量が多い

なぜミュージカル映画は字幕版がおすすめなのか?

それは歌のシーンに入った時、

一音に対しての情報量が英語の方が圧倒的に多い

からです。

英語の歌詞を日本語に訳した時、
日本語は一音に対し一音しかのせることができません

対して英語は一音に対して一語のせることができるんですね。

高校生のとき、声楽のレッスンで劇団四季バージョンの「スィンクオブミー(オペラ座の怪人)」をうたった時に
先生が「劇団四季は本当に綺麗に違和感なく日本語の歌詞に直しているねぇ・・・!」と感心しておっしゃっていて
その時はじめて日本語の歌詞は原版とは別物なのだとと実感しました。

家に帰って英語版の歌詞と比較してみると、
同じフレーズでも日本語の歌詞より英語の歌詞の方が濃い内容になっていることに気が付きました。

アナ雪の日本語と英語

その特徴が顕著に出ているのは
アナと雪の女王の「ありのままで」。

私がはじめてアナ雪を観たのは字幕版だったのですが
「Let it go」でこれまでのすべてを捨てて氷の城で生きることを選んだエルサが、
ウィキッドの「Defying Gravity」を歌うエルファバと重なり
鳥肌がたったものです。

どちらも曲調は長調で明るい印象ですが、
ダークサイドに足を踏み入れるヒロインの決意が歌詞に込められていて
そのアンバランスさに鼻がつーんと切なくなります。

でも、後日、もう一度映画館でアナ雪の吹替版を鑑賞した時、

momo
ん!?なんだかポジティブな曲になっている!!?

と感じました。

さらに発表会やイベントで小さい子が大合唱する姿を見て、
違和感を覚えました。

この私が感じた「歌詞の違和感」を岡田斗司夫さんが
とってもわかりやすく説明してくださっているので
是非!是非!是非観てみてください!!
26分あたりから歌詞の解説があります!↓

日本語と英語では同じ歌でも、
意味の量と差が違う。本当にそう思います。

あと歌詞とは関係ない部分ですが、
「アニメなめてはいけません!」の言葉も胸にささりました。

ウィキッドの「No Good Deed」

こちらは、ブロードウェイのミュージカル「ウィキッド」から
「No Good Deed」。

個人的にとても胸を熱くさせるものがあり、
英語日本語ともに何百回聴いたかわからない曲。

主人公の一人エルファバが、
恋人のフィエロを助けるシーンで「Wicked(=悪い魔女)」になるまでの心境の変化を描いた曲です。
劇団四季での曲名は「闇に生きる」。

(↑和訳ありでわかりやすい動画がYouTubeにありました。)
もし問題のある動画のようだったら削除します。

英語歌詞だと

Let his flesh not be torn
Let his blood leave no stain
Though they beat him
Let him feel no pain
Let his bones never break
And however they try
To destroy him
Let him never die...
Let him never die...

【訳】

肉が引き裂かれないように
血が流れないように
痛みを感じないように
骨が折れないように
死なないように

和訳の引用:「the way to London」様

となぜフィエロをカカシにする必要があったのか
歌詞を通じて理解できるナンバーになっていますが、

劇団四季の歌詞だと

祈りの言葉に命を捧げる

叶えよ この想い

呪いの言葉がこの身を焼いても

命を守りたい

死なせない

と後のセリフで保管することでしか
状況の説明ができなくなっているのです。

これは劇団四季の和訳が悪いのではなく、
やはり「音にのせた時の日本語の情報量の圧倒的少なさ」が原因。

特に「No Good Deed」は非常にアップテンポで進行する上に、
音符一音にぎっしりと英語の歌詞がつまっています。
一音に対し一音しかのせられない日本語は意味を凝縮せざるをえなくなってしまうのですね。

こちらに関しては、
和訳で引用させていただいた「the way to London」様の記事が
より詳しくわかりやすく記載されていますので
そちらをご覧いただくことをおすすめします。

繰り返しますが私はリスニング力がないので、
日本語の曲と英語の曲を聴き比べ、
両方の歌詞を読み比べ、
自分の英語のリスニング力を相当に悔やみました。(笑)

英語が自由に聴き取れたら
もっとミュージカルの世界をどんなに良かったか・・・。

グリンダの魅力をたった一瞬で表現している「Popular」

さらに、ミュージカル「ウィキッド」から
もう一曲例を出してみたいと思います。

主人公の一人グリンダが歌う「Popular」は、
途中で彼女が「ポピュラー」の綴りを間違えて発音し言い直します

この動画だと、ちょうど1分頃。

手元の楽譜で見るとこんな感じ!
(ちょうどページをまたいで見にくいですが・・・)

「Populer」と言い間違えて「-lar!」と言い直してるんですね。
可愛い・・・。

美人で人気者だけどちょっと抜けている性格の
グリンダのチャーミーさが
たった一瞬のフレーズで描写
されています。

ただ、残念ながら日本語ではこの表現は難しく、

言うこと聞いて いいわね

ポピュラー!ラー!

と、ただのリズム取りのようになってしまっています。

 

動画だとちょうど2分のところです。

作詞家が意図したグリンダのキャラクター性を楽しめるのは
やはり原版で聴くのが一番なんだろうなと
またしてもリスニング力のなさに悔しい想いをしました。

こういった点も、私が「まず字幕」を推奨する理由の一つです。

 

吹替で見た方がいい場合

しかし、時と場合によっては
字幕よりも吹替で見た方がいい場合もあります。

吹替で観た方がいい場合はこんな時!

お子様連れでまだ文字が読めない場合

文字を追うのが辛く感じてしまう場合

吹替を担当しているのが好きな俳優・女優さんの場合

特にどちらを見るかこだわりがなく、
吹替の上映スケジュールの方が都合があう時

臨場感を味わいたい時

今回、アラジンの吹替は人気の俳優中村倫也さんでしたね。

中村さんのファンの方は理屈なしに吹替版をご覧になった方が
心から満足できると思います。

私もアラジンに関して言えば
ジーニー役が山寺宏一さんだというたったそれだけの理由で
吹替にするか字幕にするかチケット予約直前まで迷っていました。

娘がもう少し大きくなって一緒に映画館に足を運ぶようになったら
私も吹替で観ることになるのだなあと思います。

それから私の両親は、2時間文字を追うのがしんどいから吹替にしてしまった!
と話していました。

また、むかし情報番組で
字幕ではメインのセリフ以外の音は表現しきれない。
吹替なら周りの音や声も日本語で耳に入ってくる。
臨場感を味わえるのは吹替え版!
と吹替版を推奨する特集がされていたこともありました。

まとめ

夫には
「momoみたいにあれこれ理屈を並べて
オタクの視点で深く鑑賞したい人は字幕。

でも俺みたいに何も考えずに楽しむタイプは吹替の方がいい。

アナ雪も、松たか子のあの日本語歌詞だったからこそ
日本でもヒットしたんじゃないかな?

字幕版も、結局は訳している人の考察は少なからず影響していると思うよ。
本当に原作を楽しみたいのなら英語で聴き取るしかないんだろうね~」

と言われ、なるほどな~と深く納得した自分もいます。

いやーしつこいですが悔やまれるのは英語力・・・。

最後に、吹替版実写アラジンの「フレンドライクミー」の歌詞を貼って終わりにしたいと思います。

聴きなれた歌詞ではないから違和感を感じる人も多いみたい。
でもやっぱり山ちゃんのジーニーは安心感が半端ないですね・・・!

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食いしん坊のスタバ大好きアラサー主婦。 現在0歳児の娘を相手に育児に奮闘中。 食べ物のレポートを主に、日々の出来事をマイペースに綴っています。

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